健康一番

人は誰でも健康が何よりも一番大切だということはわかっています。
特にインフルエンザにかかり高熱で苦しんだり、急性胃腸炎になり、はきけやもどしたりしたりするような症状で苦しんだ場合などは、本当に健康の大切さがわかります。

ただ、若い方や健康診断で異常を指摘されない方は健康であることが普通であり、当たり前になっていることでしょう。

医者という仕事をしていて、病気で苦しんでいる患者さんを治療して症状が快方に向かうことへの手助けができることを非常に嬉しいと思います。

私たち医者はこのような急性疾患に対しての治療を引き受けるとともに、少しずつ健康をむしばむ生活習慣病(高血圧症や高脂血症や糖尿病)などの慢性疾患の治療も引き受けております。

発熱や痛みのある急性疾患に関しましては患者さんも完治するまで来院されることがほとんどですが、上記の生活習慣病などのように、痛みなどが無い場合は途中で通院が途切れる方もおられます。

当院ではこのようなことが無いようにできるだけ診療初期の間に治療の必要性、治療を放置しておいた場合の危険性や逆に薬による効果の説明などを通してできるだけ治療を継続していただけるように考えております。

また、健康を害するタバコに関しましては、当院では保険による禁煙治療も行っておりますので、条件を満たす方で禁煙を希望される方は遠慮なくご相談下さい。

タイトルのようにまず「健康が一番」です。

生活習慣病を放置して心筋梗塞や脳梗塞、脳出血などを生じて健康を害することのないように40歳以上の方は行政などの補助がでており、無料もしくは一部の負担金で特定健診をうけることができますので、是非健康診断をお受けになり、自分が健康かどうかの判断をされたら良いと思います。
健康診断の結果、健康指導(特定指導)や治療が必要になったときは、その内容(指導、または治療の必要性)を説明してもらって、現在の自分の状態を把握して下さい。
「健康で長生き」ができるようにして下さい。